210戦記2008年11月06日 21:42

【栗山太樹の210戦記】 第1話 「そもそも国際(FIS)レースとは?」

栗山太樹の210戦記 〜スキーで地球征服!

私は高校2年生で初めてFISレースに出場して以来、8シーズン210戦にわたり世界中のレースを転戦してきました。210回もレースに出るという事はその数だけ嬉しさや悲しさ、悔しさ、時には感動をもらいながら8年間過ごしました。全てのレース完璧に覚えているわけではありませんが、出来るだけ海外のレースの楽しさや苦労話なども織り交ぜながら、皆様にお伝えしていこうと思います。

第1話 「そもそも国際(FIS)レースとは?」

まず初めにFISレースとは何かを説明したいと思います。FISとは「International Ski Federation」の略で、国際スキー連盟の総称です。国際レースというと日本ではオリンピック・世界選手権・ワールドカップの3種類が有名ですが、実は本場ヨーロッパでは町単位で開催するレースも国際レースだったりしますので、実にたくさんのカテゴリーが存在します。先ほどの3種類の他にヨーロッパカップ、世界ジュニア選手権、ファーイーストカップ、各国の国ごとの選手権、一般FISレース、大学選手権、シティーレースなどが代表的なカテゴリーです。もちろん他にもたくさんのカテゴリーが存在します。

これらのレースに出場すると、FISポイントという全世界共通のポイントが与えられます。このポイントは小さければ小さいほど良く、トップから遅れるほどポイントが加算されていくという仕組みです。大きい大会はこのFISポイントのランキングで出場権が決まり、ワールドカップなどのカップ戦はレースごとの獲得ポイントでスタート順が決まります。どのようなレースにせよ、FISポイントは世界でのさまざまなスキーレースの基準となります。ヨーロッパでは日本のように国のポイント(日本ではSAJポイント)はありません。全てFISのポイントが採用されています。もちろん初めから上のカテゴリーのレースには出られませんので、子供たちはジュニアレースやFISレース、大人はシティーレースや大学生レースなどでポイントを稼いでいきます。そしてファーイーストカップやヨーロッパカップを経て、ワールドカップや世界選手権へとステップアップしていきます。(第1話おわり)

210_001  【栗山太樹(ひろき)さん】


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