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【スキーを極める】次世代スキー登場!“カービングスキー”の次は?
次世代○○登場!なんて言葉は、家電の世界なんかでよく耳にしますが、ついに!いよいよ!!スキー界にも、次世代スキーの登場です。
近年“カービングスキー”が主流になってきました。「なってきました」という表現は、結構以前のタイプの板を履いていらっしゃる方も根強く見られ・・・・・それはそれで、「踏んで曲がる」ということを覚えるには、以前のタイプの板もいいと思いますが・・・・時代は、どうやら、「より快適に楽しむ」というキーワードでまとまりつつあるようで。
“カービングスキー”の次世代スキーとも言える、新しいタイプの板が来シーズンお目見えします。どんな板かと言いますと、ずばり“生き物”のように変化する板、とでも言いましょうか。スピードに応じてフレックス(板のかたさ)が変化したり、大回り・小回りの滑りに応じて最も適切な回転半径(スキーの幅)へ変化したりするのです。つまり、スキー滑走中に起こる様々な変化に対し、板が最適化する、と言えます。このようなことが、どうやって起こるのか?と疑問だらけですが、とにかく、乗り手はいろいろな斜面をストレスなく、より快適にクルーズできそうな・・・・そんなイメージが沸いてきます。
このすごい発明をしたのは、“スキーしか作らないメーカー”アトミックです。フレックスを自動的に変化させることができるモデルと、回転弧を変化させることができるモデルを2つ同時に発表しました。中でも目を引くのは、後者のモデルで、なんと板の真ん中が裂けている!!?のです(写真)。回転弧を変化させるために、トップとテールにスリット(裂け目)を入れて、その部分をラバー素材でつないでいる・・・・・という見た目。ここが可動域となって、斜面変化などで変わる圧力に応じて、自在にスキーの幅が変わる、という仕組みです。すごいこと考えますね〜
【ATOMICダブルデッキ構造のD2 VARIO CUT】 裂け目のラバー部分が、滑っている最中に開いてくる・・・・・ビックリだ。このほかにフレックスが自由に変化するD2 VARIO FLEXがある。お問い合わせはスノーキャンへ
明らかにスキーの技術革新であって、スキーファンの驚き、喜ぶ顔が見たいという、スキーを愛してやまない人たちの成せる技なんだと、感動をおぼえてしまいます。すごい!
【へぇ〜!すごい人!!】“志賀高原一の瀬の近藤さん”(後編)
(3/7付「へぇ〜!すごい人!!」“志賀高原一の瀬の近藤さん”の後編です。)
志賀高原一の瀬に毎週末行ってらっしゃる近藤さん。同じ場所に、もう20年近くも近藤さんの足を運ばせて
しまうのは、一の瀬ファミリースキー場に魅力があるか ら・・・・・ 近藤さんは次の2つのポイントを挙げています。「一枚バーンであること」「ゲレンデの整備がいいこと」 上から下まで見渡せる気持ちのいい一枚バーンで、標高1620mから1940m、距離にして1kmというロングランが可能。そして、リフト終了後に何度も丁寧に圧雪整備をしているのを目にすると、ゲレンデスタッフの方の“いい状態で滑ってもらおう!”という思いが伝わってくる。そんなスキー場について、「なかなかこれらの条件がそろう場所というのも無いし、ホテルもすぐ目の前にあってロケーションも最高。スキーを本当に楽しむ環境がそろっている」と近藤さん。 (写真:夕暮れ時の一の瀬ファミリースキー場センター。左手にはスタンバイしている圧雪整備車が3台、リフト運行終了を待つ。)
年齢とともに嗜好も変わってくる。 「30代は急斜面やコブ斜面が好きで、40代になってアイスバーン(表面が氷状態になっている斜面)が好きになって・・・・」スノースポーツには、自然の地形と雪の状態、整備状況などによって、さまざまな表情を見せてくれる、“おもしろい”舞台がある。自然を相手にするスポーツだからこそ、長く続けても飽きることのない奥行きがある。「一の瀬でも年に1〜2回程度、私の大好きなアイスバーンになります。雨が降った翌日に、下から吹き上げる風が吹くという条件が揃うとツルツルになります。ガリガリではだめで、ツルツルでないといけません!」近藤さんの要求はだんだん高くなってくる・・・・・ チューンナップ(用具のメンテナンス)も自分でやる。ツルツルのアイスバーンを滑るには、エッジはよく研いでおかないと滑ることは難しいのだ。
スキーには全精力を傾ける。「スキーは生涯やることのできるスポーツ。50才を超えた今、体と相談しながらやっています。これから将来にわたって“自分”と向き合う、ということ。65才くらいまではバリバリやりたいですね。」スキーは長〜く付き合える、よき相棒、とでも言えそう。なぜスキーがそこまでの存在になるのか、ずばり“おもしろさ”は何なんでしょう。「スキーをやっているとストレスを忘れます。無の自分になれる。“滑る”という1点に集中できるんです。“世間から隔離された”とでも言うんでしょうか。最終的には自己満足になっちゃいますけど、こういう時間は、他ではなかなか持てないですよ。」
スノースポーツをおもしろい、と感じる要因は、人さまざま。今回、近藤さんにうかがったお話から、すごい!という感嘆の中に、あらためてスノースポーツの奥深さを感ぜずにはいられません。みなさんも、1日何本滑れるかという記録に挑戦して、その先に待っている“何か”を探してみませんか。
近藤さん、貴重なお話をどうもありがとうございました。
【昼食のためにホテルへ戻るところをキャッチ】 「今日は午前中32本行けたから、昨日よりいいペースだよ!」と楽しそうに話してくれました。黄色いウェア上下に黄色い帽子が目印。でもそろそろ衣替えだとか。
【スキーを極める】日本には“技術選文化”あり!全日本スキー技術選手権大会開幕
いわゆる“技術選”と呼ばれている、全日本スキー技術選手権大会が新潟県苗場スキー場で開幕しました。今回で45回目となる歴史ある大会です。3月12日の予選からはじまり、本選、準決勝、そして15日の決勝を迎えます。
技術選とはどんな競技会?オリンピックやワールドカップの種目はタイムを競うものが主ですが、技術選は文字通り、技術を競い合うものです。いろいろな斜面状況に応じて、最高のテクニックを駆使して、いかに華麗に滑り降りてくるか、というポイントでジャッジされるようです。細かいところでは、たとえば、腕の上げ方が見栄えがいいかどうか、によっても点数が変わってくるとのこと。勝つのは難しそうです。
技術選は日本で生まれ、日本で育ってきた純日本製の競技と言えます。マテリアル(スキー板)について言えば、外国ではこのカテゴリーの板は無く、日本マーケットのために各メーカーが別途開発している特別な分野なのです。メーカーによっては本国の開発スタッフがわざわざ技術選を視察に来るなど、その力の入れようがわかります。日本には“技術選文化”あり、ですね。
各都道府県の地区予選で勝ち進んできた選手のみなさん、松本悠佳選手、吉岡大輔選手、大瀧徹也選手、栗山大樹選手、そして渡辺一樹選手、がんばれ!!
大会日程などくわしくはオフィシャルサイトがあります。「技術選とは」ページには、見どころも書いてありますよ。



