まずはオリンピック出場について、聞かせてください
とにかくオリンピックに出場!が目標だったので、あの舞台で滑れたことは本当にうれしかったですね。オリンピックはお祭りという感じで楽しかった、と言いたいですが、僕のスケジュールがかなりタイトで、トリノには2泊だけ。できれば閉会式に出たかったんですけど・・・・一生に一度だったし、それが心残りかな。
オリンピックが目標だったので、トリノでとりあえずアルペンを引退し、次に技術選へ行こうと思っていました。
昨年度は初めての技術選でしたが、いかがでした?
予選は、初めての技術選舞台ってことで、思いっきり滑って、トップで通過する事ができました。そして、本選。気温が下がってバーンが硬くなったんですね。みんなから、「大輔、きたじゃ?ん」て言われました。アルペンのバーンは硬いので、本来なら自分は得意なはずなんですが、それまでの暖冬で柔らかい雪を想定して練習してきたので、急な硬いバーンに対応できなかった。優勝したいという気負いもありました。
結果は総合7位。その時感じたのは、アルペンとは異質のものだということです。まずアルペンとは違うさまざまなバーン状況に対応できるようにしなければいけないということ。スピードだけではなく、どう見えるかに重点を置いてトレーニングしなければならないということ、つまり、アルペンは、速さだけを求めたシンプルな動きですが、技術選は手をひろげてみたり、上体をわざと倒してみたり、クセの矯正をしたり、とにかく見せる滑りに徹するということなんです。
この練習をしていかないと勝つことは難しいと思いました。「場の流れ」もあるし「運」もある、天候にだって左右されかねない。そういうことを全部承知して、2年目は勝ちにいきたいと思っています。
サロモンから大輔さんのウェアが販売されるそうですが。
世界的なサロモンの動きとして、各国でウェアは好調に売れており、日本でも来年1月から販売されることが決まりました。スキー・スノーボードだけでなく、ウェアなどのアパレルにも力を入れ、マウンテンスポーツカンパニーとして今後さらに取扱アイテムが広がって行きます。
今回は、僕のモデルとモーグルの里谷多英選手のモデルが発表されます。デザインについてアドバイスというか、僕の意見を入れてもらいました。新しい風を吹かせたいと思って、今までの技術選にはないテイストというか、遊び心があって、ルーズな感じを取り入れました。
こだわりは、ファー付きと、デニム生地っぽい仕上がりです。
クラブツーリズム×スノーキャンタイアップのツアー企画にご登場いただきますが、抱負は?
アルペンの目標であったオリンピック出場を果たし、ステージを技術選に変えた今、技術選で優勝すること。その目標が達成された後は・・・まだはっきりイメージは沸かないけど、なんらかの形でスキーには携わってると思います。そしてスキーだけじゃなく、いろんな仕事をしてみたいですね。

吉岡大輔 (よしおか だいすけ)
| ■所属 | チームアルビレックス新潟 |
|---|---|
| ■使用マテリアル | スキー/ビンディング/ブーツ サロモン |
| ■戦績 |
| 06/07シーズン | 第44回全日本スキー技術選手権大会 | 初出場7位 |
|---|---|---|
| 05/06シーズン | トリノ冬季オリンピック GS | 24位 |
| FIS ジャパンシリーズ 野沢温泉大会 GS | 5位 | |
| FIS ワールドカップ アルペンGS第1戦 ゾールデン | DNQ | |
| 04/05シーズン | 第83回全日本スキー選手権大会 GS | 6位 |
| 第83回全日本スキー選手権大会 SL | 2位 | |
| FIS ジャパンシリーズ 野沢温泉大会 GS | 3位 | |
| FIS ジャパンシリーズ 志賀高原大会 GS | 優勝 | |
| FIS スプリングシリーズ 野沢温泉大会 GS第1戦 | 3位 | |
| FIS スプリングシリーズ 野沢温泉大会 GS第2戦 | 2位 | |
| FIS スプリングシリーズ 野沢温泉大会 SL第1戦 | 7位 | |
| FIS スプリングシリーズ 野沢温泉大会 SL第2戦 | 4位 | |
| 世界選手権 イタリア・ボルミオ大会 GS | 26位 |
| ■過去の主な戦績 |
|---|
| 第82回全日本スキー選手権大会 GS | 優勝 |
|---|---|
| FIS ジャパンシリーズ 志賀高原大会 GS | 優勝 |
| 第79回全日本スキー選手権 GS | 2位 |
| インターハイ 北海道/札幌真駒内 SL | 優勝 |
| インターハイ 岩手/安比高原 SL | 優勝 |
| 第73回全日本学生スキー選手権大会 SL | 優勝 |

