Snowcanのビジョン

スノースポーツ、そして業界活性化を目指す!

【スノーキャンの取り組み】 未知なる雪に逢いに行こうスノーキャンは、イメージコピー「未知なる雪に逢いに行こう」、この言葉にさまざまな想いを込め、WEBサイトを通じて、スノースポーツの活性化、業界活性化に向けて取り組みをスタートさせました。
雪を見て、何を感じますか。ただ寒い、冷たいと思う方もいれば、キラキラ輝く雪山の世界を見れば感動し、ヤッホーと声をあげる方もいます。スノースポーツは楽しい!この感動、この楽しさを伝えたい、これが私たちスノーキャンの取り組みです。

【新感覚のレンタルサービス】 スノースポーツについて、行くのが面倒、道具をそろえるのが大変、久しぶりにやってみようと思うが、どうしたらいいのだろう、など、最近色々な声を耳にします。 そこで我々は、まずチャレンジしてもらう為に「手ぶらでスキー」というテーマで、株式会社クラブツーリズムとジョイントし、旅行ツアーを企画しました。道具を持たなくても、現地でレンタルし、気軽に楽しんでいただけるというものです。スキーやスノーボードに親しんでもらうには、レンタルの道具はとても大切です。今までのレンタルのイメージを払拭すべく、メーカー各社の最新モデルをレンタルし、流行のモデルや、定番モデル、上級モデルまで、種類豊富に取り揃えており、多様なお客様のニーズに応えます。
スノーキャンがレンタルの道具にこだわる理由は、まず初心者の人には、新しい道具で覚えてもらえば、安全に、より早くスノースポーツの楽しさがわかってもらえると考えるからです。上級者には、各メーカーのエキスパートモデルの乗り比べをしていただけますので、例えば自動車のように、試乗してから購入をご検討いただくことも可能です。また、久しぶりに再開してみようという人にとって、最近の流行を知ることができ、最新モデルが日々進化していることを体感していただけます。
スノーキャンは、スノースポーツに少しでも多くの人に親しんでもらえるよう、さまざまな方法で取り組んでまいります。子供たち、ファミリー、若い世代からシニアまで生涯スポーツとして楽しめる、スノースポーツの楽しさや感動を伝えたく、気軽に遊べるものであることをきちんと伝えることが大切だと、スノーキャンは考えています。

【楽しむことで環境を感じる】 また、もう一つの大きな取り組みとして、スノースポーツに密接に関わりのある環境問題に対する活動があります。スノースポーツを楽しみ、自然と親しんでもらう機会を多く作ることによって、環境のことも身近に感じられ、ますます社会問題化されるであろう環境に、今以上に関心を持ってもらえるように、うったえていきます。
スノーキャンのこれらの新しい取り組みには、10社のメーカーと、多くの選手やコーチの方々にご賛同をいただいており、単体ではなく、より大きな力となって進めて行きたいと考えています。今後も、企業、スキー場、ホテルはもちろんのこと、スノースポーツに携わっている方々と共に、さまざまな形でスクラムを組んでいきたいと思っています。趣旨をご理解いただき、ご賛同いただける人・企業を増やし、大きな輪になる一歩となることを願っています。

環境への考え

【スノーキャンのトップがみる環境問題】

スノースポーツの業界は雪が降った、降らないということで一喜一憂して来ました。地球温暖化がクローズアップされ毎日のように報道されています。
私も、人ごとだった環境のことが大きな関心事となりました。
山に関して言えば、雪が多く降るシーズンと少ないシーズンが極端な環境になっています。地球規模でみれば、南極大陸では氷塊が溶け崩れ、北極では白クマが生きるために必要な場所がどんどんなくなりつつある現状です。

残念なことに、主たる原因は人間による大量のエネルギーを使った産業、家庭生活などが原因となっているのは間違いないそうです。
温度上昇の影響は、今後どのようになるか想像がつかないのが現状です。
この現象は雪が降らないどころの問題ではなく、地球規模の深刻な問題と思います。宇宙は地球の大家さんとすれば、地球は私たち、人間の大家さんです。身近なこととして温暖化、しいては環境についてこれからも真剣にとらえていきたいと思います。

代表取締役社長 眞下一夫



山で行うECO活動

【みんなで呼びかけ小さい事からECO活動しよう!】

数十年前には特に今まで頻繁にいわれることはなかったのですが、ECO活動のひとつとして「ごみを分別しましょう」ということが、まずあげられます。
山でも家庭同様に、ゴミの分別は必須です。しかし、そもそも何故ゴミを分別しなければいけないのでしょうか。
資源となるか、焼却や埋め立てられるかはゴミを捨てるときに決まります。ゴミと資源をきちんと分別することで、資源は再利用されます。結果としてゴミの量は減ります、同時に、焼却効率もよくなり、焼却炉の寿命や埋立地の延命にもつながります。
ゴミの分別と温暖化も密な関係にあります。焼却による二酸化炭素(CO2)の発生、埋立からのメタンガスの発生などがおこります。

ゴミを分別することにより結果的に環境問題にとりくんでいることになります。山で出たゴミはきちんと持ち帰る、もしくは設置されているゴミ箱にきちんと分別することにより、山をキレイに保つだけではなく人々の生活の助けにもなります。 ひとりができることはとても小さいことですが、たくさんの人が共通意識をもち取り組むことが大切だとSnowcanは考えています。そして、これからもスノースポーツを愛する人のみならず、たくさんの人達に呼びかけていきたいと思います。



温暖化におけるスキー天国の打開策と問題

【環境と経済と言う難しい問題を解決しなければならない!】

マッターホルンを抱き、スイスとイタリアの国境にまたがるツェルマットでの驚きは、昔から環境に配慮してガソリン車の乗り入れは禁止されていることです。街の移動は徒歩と馬車でした。最近は、街の交通は馬車とともに電気バスが走っていますが、スノースポーツを愛する人にとって天国のようなところです。近年このスキー天国でも地球温暖化の影響は例外ではなく、連年の雪不足に苦しんでいます。それは人工降雪機に頼っているからです。人工降雪機なしでは、冬の観光客が減り、地域経済にも大打撃になります。

ツェルマット観光局は、将来の暖冬対策として、これまで以上に人工雪に頼ろうとしています。これからの社会のために、今以上に省エネに努めなければいけなくなっている世の中において、エネルギーと水を大量に使い、人工雪を降らせなければいけない現状があります。環境と経済という難しい課題を解決していかなければならない宿命を背負っていくことになります。
この状況は日本でも例外ではなく、降雪機に頼っているスキー場は、各地に存在し、営業しています。この難しい宿命を、ツェルマットでも日本でも共通の認識としてとらえ、訪れる人々すべてに環境についての共通意識を持ってもらい、現在、そして未来の自然を守っていかなければいけないと考えます。